home spun 岩手の毛織物
”ホームスパン”
ってご存知ですか。
home(家)spun(紡いだ)という言葉どおり
原毛から毛染め・手紡ぎ・手織りによって仕上げられた毛織物のことです。
明治のはじめにイギリスの宣教師によって岩手に伝えられ
以降 岩手県独特の毛織物として発展した伝統工芸品です。
って、ここまでHPのまる写しです・・・
もともと織物が好きだった私
盛岡でこのホームスパンに出会い
ひとめ惚れ♪
色彩の妙
独特の風合い
なんともいえないんです・・・
義母や母への贈りものにも選びました。
写真は春によく身につけている
薄手のストール
30代の頃に選んだものなのに
ぜんぜん古さを感じることなく
使い続けていけるのも魅力です。
先日 母とランチしたときも
このホームスパンを。
今
東北
というだけで
被災地以外の場所も
観光客のキャンセルが相次いでいるそうです。
原発の問題が更に追い討ちをかけ・・・
気持ちはわからなくはないけれど
すごく悲しいです。
私のもっている3枚の
ホームスパン
これからは
地震を経験する以前とは
全く違う思いで身につけます・・・
それは
心から
東北を応援し
ずっと愛しつづけていきたいという気持ち
歴史はまったくダメだし
社会もダメな私
(恥ずかしいです・・・)
でも
東北のひと・風土や伝統工芸・食べ物に
すごく惹かれる自分がいます。
あっ 今はお酒も。
この夏 愛犬を連れて
東北への旅を
夫が 今 計画しています。
盛岡に行けば
どこでも目にすることが出来る
ホームスパン
私の思い出のお店は
盛岡市材木町にある
Nihon home spun
素敵すぎてちょっと入りづらいのですが
センスあふれています。
ここ材木町は以前にもアップした
光源社という工芸品を扱う素敵なお店など
観光スポットでもあります。
暮らしていた当時
この材木町を通って街の中心にある
幼稚園やスイミングスクールのお迎えへ
北上川沿いにある材木町
今 思うと夢のような
お迎えコースでした。
そして
幼稚園ママのひとりは
このホームスパンを
ネクタイに仕立てるパートをしていて
「なんてステキな仕事!」と
うらやましかったことを思い出しました。
彼女からもらった
ホームスパンのはぎれ
探してみます。
彼女はネクタイ作りで出るハギレで
素敵なものを
色々創作していました。
懐かしすぎます・・・
※日本ホームスパン のHP
とっても素敵なので ご興味のある方はぜひご覧下さい。